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齧りかけの林檎

第18章 ● 君のために ♀side




わたしはその女子力の高いコーナーから離れ、

女性誌のたくさんある、

入り口から入ったすぐのところにある棚の前まで移動した。




やはりここも、

かなりのピンク率だった。





綺麗なモデルさんや、タレントさんが表紙の

たくさんの女性誌。




こんなに華やかなものなんて

もうこれから先、

買うことはないと思っていた。




ふと棚の端を見ると、

〝大人でも地味に見られないかわいいメイク〟

と書いてある女性誌を見つけた。





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