テキストサイズ

齧りかけの林檎

第19章 ● 贈り物を君に ♂side




翌日学校に行くと、

隣の席の瞬に早速いろいろ聞かれた。




「おれ達との遊びを断って

 一体なにをしてきたんだい?」



ニヤニヤと聞いてくる。


「別になんもしてねぇよ」


「へぇー?」




うぜぇ。

完全に疑ってんじゃん。




風呂の後、湿布を貼っただけの足を見せた。




「これのせいでなんもできなかったんですぅー」




おれだって、したかったっつーんだよ。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ