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齧りかけの林檎

第19章 ● 贈り物を君に ♂side




「おれがゆりさんの着けるから

 ゆりさんがおれの着けてー」




偶然のおそろのスマホに、

プレゼントの、くまのおそろ。



一緒に床に並べて置くと、

彼女の唇に何度もキスをした。




今日はもう少し、

大人なキスをしてもいい?




おれは右手で彼女の後頭部を支えた。




何度も何度もキスを重ねて、

苦しそうにしている。




「んっ・・・!」






こんなの何度も経験してるのに

すごく新鮮に感じて、

もっともっとゆりさんと繋がりたかった。





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