
祠の鬼
第3章 当日、裏切り
「……変な兄さん。片づけ嫌だなあ、カフェオレも無理して食べなくていいからね」
朝食といまだ格闘するカフェオレに声をかけながら、有十は片づけを始めた。
今日はリクエストで入った本を取りに来客がある。
来客が来る前に雑用をこなさなければならず、有十は大きなため息を吐く。
「あーもう、今日は絶対兄さんに好物作ってもらわなきゃ」
気持ちを切り替え、今の作業に没頭する。これが終わったら、掃除、洗濯、来客に出すお茶菓子の買い出し……やる事はたくさんあるのだ。
こうして、今日も一日が始まった。
朝食といまだ格闘するカフェオレに声をかけながら、有十は片づけを始めた。
今日はリクエストで入った本を取りに来客がある。
来客が来る前に雑用をこなさなければならず、有十は大きなため息を吐く。
「あーもう、今日は絶対兄さんに好物作ってもらわなきゃ」
気持ちを切り替え、今の作業に没頭する。これが終わったら、掃除、洗濯、来客に出すお茶菓子の買い出し……やる事はたくさんあるのだ。
こうして、今日も一日が始まった。
