ドラクエらんど
第17章 選ばれしもの
「あ、知らなかった? アイテムはスマホで管理できるのよ」
「えっ」
するとまあやさんは服のポケットからスマホを取り出し、慣れた手付きで操作をしだした。
まさか、まさか……。
「ほら」
スマホの画面上で武器と防具を選択すると、まあやさんの身体が一瞬光り、実際に武器と防具が身体に装着された。
「全っ然知らなかったすよ! 白魔女さんw」
今、まあやさんの姿は端から見たら白魔女だ。
絹のローブを羽織り、手には杖を持っている。
「一度こういう格好してみたかったのよね」
「僕はバニースーツの方が良かったなぁ」
まあやさんは僕の言葉を無視して、装備を外した。
同じように僕もスマホで装備を外す。
「スマホで管理してくれるのは便利よね。これでアイテムも沢山買えるわ」
「魔物もそんなに強くなかったし、ログハウスに戻ったらみんなでベルガラットで買い物しよう」
「じゃあ、お金沢山貯めないとね…」
やっぱりお金もこのドラクエの世界のお金しか使えないらしい。
不思議なことに現実世界にある『しもむら』でもだ。
まあ、魔物を倒せば金が手に入るわけだから就職先を探さなくて良かったわけだけど…。
「えっ」
するとまあやさんは服のポケットからスマホを取り出し、慣れた手付きで操作をしだした。
まさか、まさか……。
「ほら」
スマホの画面上で武器と防具を選択すると、まあやさんの身体が一瞬光り、実際に武器と防具が身体に装着された。
「全っ然知らなかったすよ! 白魔女さんw」
今、まあやさんの姿は端から見たら白魔女だ。
絹のローブを羽織り、手には杖を持っている。
「一度こういう格好してみたかったのよね」
「僕はバニースーツの方が良かったなぁ」
まあやさんは僕の言葉を無視して、装備を外した。
同じように僕もスマホで装備を外す。
「スマホで管理してくれるのは便利よね。これでアイテムも沢山買えるわ」
「魔物もそんなに強くなかったし、ログハウスに戻ったらみんなでベルガラットで買い物しよう」
「じゃあ、お金沢山貯めないとね…」
やっぱりお金もこのドラクエの世界のお金しか使えないらしい。
不思議なことに現実世界にある『しもむら』でもだ。
まあ、魔物を倒せば金が手に入るわけだから就職先を探さなくて良かったわけだけど…。