ドラクエらんど
第17章 選ばれしもの
「へ、ねえちゃん。手っ取り早くお金を集める方法を教えてやろうか?」
振り返るといつからいたのか、北斗の拳にでてくるようなトサカ頭の男たちが僕たちを囲んでいた。
まあやさんは無言で僕の袖を掴む。
「一晩俺たちの相手をしてくれりゃ、1万G(ゴールド)やるぜ?どうだ、うまい話だろ?」
へへへ、と卑しく笑う男たち…。
どこの世界にもいるんだな、こういうやつらは…。
「アキラくん……いこ」
男たちを無視して、まあやさんが席を立つ。
僕もスマホを手にして席を立とうとした時、
「待ちな。俺たちを無視するとはいい度胸じゃねぇか」
トサカ頭の男がまあやさんの肩に触れようとした。
バシッ
とっさに僕はその男の手を払いのけた。
「てめえ……!」
こんな展開になるのは目に見えていた。
僕はスマホを素早く操作して、盾を装備する。
同時に男の鉄拳が飛んできた。
「だめ、アキラくん……!」
バキイッ…!
盾を装備した左手に激痛が走る。
「い、いてぇぇぇぇぇ!!」
皮の盾は一発で壊れた。
「なにやってるのよ、逃げるわよ!!」
まあやさんが、放心する僕の腕を掴んで走り出す。
なんてこったい…打撃に耐えられるのはスライムだけだったのか…。
戦意喪失……チーンw
振り返るといつからいたのか、北斗の拳にでてくるようなトサカ頭の男たちが僕たちを囲んでいた。
まあやさんは無言で僕の袖を掴む。
「一晩俺たちの相手をしてくれりゃ、1万G(ゴールド)やるぜ?どうだ、うまい話だろ?」
へへへ、と卑しく笑う男たち…。
どこの世界にもいるんだな、こういうやつらは…。
「アキラくん……いこ」
男たちを無視して、まあやさんが席を立つ。
僕もスマホを手にして席を立とうとした時、
「待ちな。俺たちを無視するとはいい度胸じゃねぇか」
トサカ頭の男がまあやさんの肩に触れようとした。
バシッ
とっさに僕はその男の手を払いのけた。
「てめえ……!」
こんな展開になるのは目に見えていた。
僕はスマホを素早く操作して、盾を装備する。
同時に男の鉄拳が飛んできた。
「だめ、アキラくん……!」
バキイッ…!
盾を装備した左手に激痛が走る。
「い、いてぇぇぇぇぇ!!」
皮の盾は一発で壊れた。
「なにやってるのよ、逃げるわよ!!」
まあやさんが、放心する僕の腕を掴んで走り出す。
なんてこったい…打撃に耐えられるのはスライムだけだったのか…。
戦意喪失……チーンw