テキストサイズ

ドラクエらんど

第17章 選ばれしもの

「あら、お遊びなら私が相手するわよ」


「!?」



突如、背後から女性の声がした。
コツコツとヒールを鳴らしながら、僕たちの前に白衣姿の天海祐希が現れた。



──さっきの!



「おおっ…女だ!」

「女が助けに来たぞ!! ひひひっ、俺たちと遊んでくれるってよ!」



トサカ野郎たちのテンションがあがる。
途端に僕は突き飛ばされ、トサカ野郎たちは白衣姿の天海祐希を取り囲んだ。



だめだ…!!
おねーさんの力で太刀打ちできる相手じゃないって…!!



「…は、はあ? ちょっと、おばさん! この状況わかってんの?」



トサカ野郎(以下紛らわしいのでトサカ野郎Aとする)に迫られているまあやさんが天海祐希に向かって怒鳴った。



それを聞いた天海祐希は一瞬鋭い目付きをした、が。
おもむろに白衣のボタンを外し始めた。



「─ふぅ、ここは少し暑いわね」



第2ボタンまで外すと、天海祐希の胸の谷間が姿を表した。



「おおっ…意外とボインじゃねーか、姉ちゃん!!」

「たまんねぇぜ!!」



トサカ野郎B、Cが興奮して声を張り上げる。



な、なんということだ…!
まさかこんな場面で胸の谷間が拝めるなんて!
胸の大きさはミーカには劣るが、なんとも艶かしい…大人の色気がプンプン出てる。

ヤバイぞ、これからの展開にドキドキしてきた!!



ストーリーメニュー

TOPTOPへ