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ドラクエらんど

第17章 選ばれしもの

「ふぅ…久しぶりにいい汗かいたわ」



そうこうしてるうちに、白衣姿の天海祐希…もとい、つくし女王が戻ってきた。



「つくし殿、彼らは?」

「ふふ、私の愛の鞭に満足したみたい」



トサカ野郎たちの方を見ると、三人ともだらしない顔をして気絶していた。



恐るべし……つくし女王!!



「あの…さっきは助けてくれてありがとうございました」



まあやさんがつくし女王に礼を言う。
だけど顔が笑ってないw



「ふふ、いいのよ。子猫ちゃんが無事で良かったわ」

「……」



なんとなく気まずい雰囲気だ…。



「えーと、ちょっといいですか?」


一番背の高い、クルクルパーマ男が話しかけてきた。



「もしかして、あなたたちもドラクエのプレイヤーさんじゃありませんかっ?」

「えっ…!」

「あ、やっぱり」



僕とまあやさんは顔を見合わせた。



そうだ…
クルクルパーマ男とつくし女王を見ても違和感がなかったのは、彼らが同じプレイヤーだったからなんだ。



「ね、宿屋で話さない? 私、シャワー浴びたいの」



僕はつくし女王の胸の谷間に流れる汗を見てドキッとした。



「そ、そうですね。とりあえず宿屋で…」



こうして僕たちは宿屋で話すことにした。
まあやさんの機嫌はまだ直ってないけどwwww



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