ドラクエらんど
第19章 ビッツの館 (後編)
「化物め…! おい、アキラ! おめぇもボサッとしてないで、戦え!」
昭玄さんが僕に叫びながら、伸びてくる根っこをかわす。
「そ、そうしたいけど…股間が…」
ムスコが石化しているため、すごく歩きにくい。
しかも見た目には違和感なしだから、内股でヨロヨロ歩く僕の姿を見て、昭玄さんは顔をしかめた。
「ばかやろ、チンポジ気にしてる場合か!」
違うんだって、昭玄さん!!!!!(泣)
てゆーか、何も装備してないのに戦えとか無理だし…
「アキラ、危ねぇ!」
昭玄さんが叫んだ時、僕の身体にしわくちゃジジイの根っこが絡み付いた。
「ぐぅっ!!」
油断した。
根っこはギリギリと僕の身体を締め付ける。
「こんにゃろっ…」
金色の棒を振り回すも、昭玄さんの身体も金色の棒ごと根っこに巻き付かれ、あっという間に僕たちはしわくちゃジジイに捕らえられてしまった。
「あたしはね、美しくないものは見たくないの。だからお魚ちゃんの餌になってね。バイナラ」
ガコンッ──と突然足元の床が開き、僕たちはまっ逆さまに落下した。
「うわあああああああっ……!!」
昭玄さんが僕に叫びながら、伸びてくる根っこをかわす。
「そ、そうしたいけど…股間が…」
ムスコが石化しているため、すごく歩きにくい。
しかも見た目には違和感なしだから、内股でヨロヨロ歩く僕の姿を見て、昭玄さんは顔をしかめた。
「ばかやろ、チンポジ気にしてる場合か!」
違うんだって、昭玄さん!!!!!(泣)
てゆーか、何も装備してないのに戦えとか無理だし…
「アキラ、危ねぇ!」
昭玄さんが叫んだ時、僕の身体にしわくちゃジジイの根っこが絡み付いた。
「ぐぅっ!!」
油断した。
根っこはギリギリと僕の身体を締め付ける。
「こんにゃろっ…」
金色の棒を振り回すも、昭玄さんの身体も金色の棒ごと根っこに巻き付かれ、あっという間に僕たちはしわくちゃジジイに捕らえられてしまった。
「あたしはね、美しくないものは見たくないの。だからお魚ちゃんの餌になってね。バイナラ」
ガコンッ──と突然足元の床が開き、僕たちはまっ逆さまに落下した。
「うわあああああああっ……!!」