ドラクエらんど
第19章 ビッツの館 (後編)
すごい速さで僕と昭玄さんの身体が落ちていく。
特に僕。石化した股間の分だけ速さが増す。
「しょ…昭玄さん! 昭玄さん! どうすればっ…!」
慌てる僕とは反対に、逆さまになりつつ座禅を組んで余裕ぶっかます昭玄さん。
何か秘策があるのか───
ドボンッ!!
ゴボゴボゴボ…………
落ちた!!!!!
しょっぱい!!!!!
海水!?
僕たちはどんどん海の底に沈んでいく。
ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ死ぬ─────!!!!!
落ちた衝撃で絡み付いていた根っこが外れると、僕たちは必死に手足を動かして泳いだ。
スーイスイと昭玄さんは上へ上へと浮上していく。でも僕は石化した股間のせいで全く進まない。
冗談じゃないっ……
こんなところで死んでたまるかよ!!!!!
その時、なにやら黒い影が目の前を横切った。
あれは……カツオ?
『お魚ちゃんの餌になってね』
しわくちゃジジイの言うとおり、周りには見たこともない複数の魚(魔物)たちが、今まさに僕たちに襲いかかろうとしていた。
特に僕。石化した股間の分だけ速さが増す。
「しょ…昭玄さん! 昭玄さん! どうすればっ…!」
慌てる僕とは反対に、逆さまになりつつ座禅を組んで余裕ぶっかます昭玄さん。
何か秘策があるのか───
ドボンッ!!
ゴボゴボゴボ…………
落ちた!!!!!
しょっぱい!!!!!
海水!?
僕たちはどんどん海の底に沈んでいく。
ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ死ぬ─────!!!!!
落ちた衝撃で絡み付いていた根っこが外れると、僕たちは必死に手足を動かして泳いだ。
スーイスイと昭玄さんは上へ上へと浮上していく。でも僕は石化した股間のせいで全く進まない。
冗談じゃないっ……
こんなところで死んでたまるかよ!!!!!
その時、なにやら黒い影が目の前を横切った。
あれは……カツオ?
『お魚ちゃんの餌になってね』
しわくちゃジジイの言うとおり、周りには見たこともない複数の魚(魔物)たちが、今まさに僕たちに襲いかかろうとしていた。