ドラクエらんど
第19章 ビッツの館 (後編)
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鎮火した後、灰になったビッツは風に吹かれて海の彼方へと飛んでいった。
館は半分以上倒壊し、とてもじゃないけど住める状態ではなかった。
「…本当に、一緒に行かないんですか?」
僕は再度、YUIさんに尋ねた。
僕たちと一緒に行かないかって誘ったんだ、マルクスくんも。
でもマルクスくんもYUIさんも首を左右に振った。
「もう一度、ここで彼らと最初からやり直そうと思うんです」
そう言ったYUIさんの顔はとてもスッキリしていた。
まぁ、竹野内豊似のYUIさんを連れて帰ったら、ますます僕の立場が弱くなるしなwww
自分で誘っといてホッとする僕。
「まあ、色々大変だろうけど、がんばりや」
なぜか鉄のクギを口にくわえながら話す昭玄さん。
「ん? おれは早くフライドチキンが食いてぇんだよ」
ああ、そうだった。
フライドチキン、奢らなきゃいけないんだったwww
「えーと、じゃあそろそろルーラ唱えるけど、準備はいい?」
僕はみんなの顔を見渡した。
なぜかひなたくんだけそっぽを向いている。
「ひなたくん…?」
鎮火した後、灰になったビッツは風に吹かれて海の彼方へと飛んでいった。
館は半分以上倒壊し、とてもじゃないけど住める状態ではなかった。
「…本当に、一緒に行かないんですか?」
僕は再度、YUIさんに尋ねた。
僕たちと一緒に行かないかって誘ったんだ、マルクスくんも。
でもマルクスくんもYUIさんも首を左右に振った。
「もう一度、ここで彼らと最初からやり直そうと思うんです」
そう言ったYUIさんの顔はとてもスッキリしていた。
まぁ、竹野内豊似のYUIさんを連れて帰ったら、ますます僕の立場が弱くなるしなwww
自分で誘っといてホッとする僕。
「まあ、色々大変だろうけど、がんばりや」
なぜか鉄のクギを口にくわえながら話す昭玄さん。
「ん? おれは早くフライドチキンが食いてぇんだよ」
ああ、そうだった。
フライドチキン、奢らなきゃいけないんだったwww
「えーと、じゃあそろそろルーラ唱えるけど、準備はいい?」
僕はみんなの顔を見渡した。
なぜかひなたくんだけそっぽを向いている。
「ひなたくん…?」