ドラクエらんど
第21章 星見の塔 (前編)
「…ごめん! オレのせいだ……オレがその場を離れたから…。オレも行く! オレもレンゲを助ける!」
「ならぬぞ、ヒナタ」
椅子に座っていた王様が立ち上がり、ひなた殿の前に立ちはだかりました。
「お前は今から試練の洞窟に行くのだ」
「…えっ?」
王様からとんでもない言葉が出てきました。
「一人で試練の洞窟に行って、王家の証を手に入れてこい。それが次代の王となる儀式なのだ。もう逃れることはできまいぞ」
「マジかよ……」
次代の王となるための試練って、ドラクエではよくあるパターンですけどwww
「洞窟までは私がお供しましょう、殿下」
レイン殿が声をかけましたが、王様は首を横に振ります。
「甘やかしてはならぬ、レイン。これは何度も城を抜け出した罰なのだ。罰は一人で受けなければならんのだ」
なんということでしょう。
完全にドラクエ8のチャ○ス王子みたいな扱いになっていますww
「殿下、力になれず申し訳ありません」
「てか…ちょっといいか」
ひなた殿はレイン殿とあっしらを連れて王様の部屋を出ようとしました。
「ヒナタ、どこへ行く」
「ちょっと話すだけだよ!」
ひなた殿、相当苛立っています。
王様の部屋から出たあっしらは、隣の部屋に入りました。
「あのさ…レイン。もうわかってんだろ、オレが本当の王子じゃないってこと!」
「………」
あっしらは学校でレイン殿に助けられて一緒に行動を共にしてきましたが、実はレイン殿がスマホを出してる姿は一度も見たことがないんですよね。最初はコスプレ好きな、なりきり騎士さんかと思いましたが、力は本物だし振る舞いも…。
「ならぬぞ、ヒナタ」
椅子に座っていた王様が立ち上がり、ひなた殿の前に立ちはだかりました。
「お前は今から試練の洞窟に行くのだ」
「…えっ?」
王様からとんでもない言葉が出てきました。
「一人で試練の洞窟に行って、王家の証を手に入れてこい。それが次代の王となる儀式なのだ。もう逃れることはできまいぞ」
「マジかよ……」
次代の王となるための試練って、ドラクエではよくあるパターンですけどwww
「洞窟までは私がお供しましょう、殿下」
レイン殿が声をかけましたが、王様は首を横に振ります。
「甘やかしてはならぬ、レイン。これは何度も城を抜け出した罰なのだ。罰は一人で受けなければならんのだ」
なんということでしょう。
完全にドラクエ8のチャ○ス王子みたいな扱いになっていますww
「殿下、力になれず申し訳ありません」
「てか…ちょっといいか」
ひなた殿はレイン殿とあっしらを連れて王様の部屋を出ようとしました。
「ヒナタ、どこへ行く」
「ちょっと話すだけだよ!」
ひなた殿、相当苛立っています。
王様の部屋から出たあっしらは、隣の部屋に入りました。
「あのさ…レイン。もうわかってんだろ、オレが本当の王子じゃないってこと!」
「………」
あっしらは学校でレイン殿に助けられて一緒に行動を共にしてきましたが、実はレイン殿がスマホを出してる姿は一度も見たことがないんですよね。最初はコスプレ好きな、なりきり騎士さんかと思いましたが、力は本物だし振る舞いも…。