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ドラクエらんど

第8章 最強うさぴょん

「ふぅ……助かりました、うさぴょん」

『!?』


月影がまた妙な言い方をする。



『だ、誰がうさぴょんだ! ボクのことは兎太郎様と呼べ!!』


身震いする兎太郎。



「あ、すみません。つい兎太郎とぴょんを合体させてしまいました。でもこの方が可愛くないですか?」

『………』



まぁ、男には呼ばれたくないわなw



「てかさ、お前携帯持ってないみたいだけど、どうやって変身したの?」



まさか兎が携帯持ってるわけないもんな。



『なんのことだぴょん? 変身って?』

「え……」



僕と月影は顔を見合わせた。



「じゃあ、その力はどうやって手に入れたんだよ?」

『魔法学校で習ったぴょん! 今はまだ3年生だからレベルそんなに高くないけど、クラスの中じゃボクが一番なんだぴょん!』

「……」



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