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ドラクエらんど

第8章 最強うさぴょん

どういうことだ?
まさか兎太郎は、このドラクエの世界の住人ってことなのか?



「あぁ、わかんね……」

「アキラさん、とりあえずお師匠様の家に戻りませんか? またいつ魔物が襲ってくるかわかりませんし」

「ああ、そうだな…」



僕は月影の裸体を横目で見た。
いいかげん服着させろって、読者にも言われかねないからなw



数歩進んだところで、ふと兎太郎がついてきてないことに気付いた。
振り返ると、兎太郎はその場につっ立ったままこっちをジッと見ていた。



「どうした、行かないのか?」

『ボクも……ついて行っていいぴょん?』

「は? 当たり前だろ」



僕がそう言うと、兎太郎は喜んでついてきた。
今この場にスマホがあったら、あの音楽が鳴るんだろうか。



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