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ドラクエらんど

第11章 フ・ク・ザ・ツ

「じゃあ僕が一緒に探しに……」

「死にたいのか、レベル1」

「( ̄□||||!!」



なっ…な、な……
ちょっとお口が悪いですよ、
れ・ん・じ・クン!!(怒)



「その友達とはどこではぐれたんだ?」

「ここから降りた先の、吊り橋のとこです。立て札の所にQRコードがあったからみんなで面白半分に登録したら、急に魔物が襲ってきて…みんなパニックになってはぐれてしまったんです」



だからアカツキちゃん倒れてたんだな…。
友達とはぐれて迷いながらもここに偶然辿り着いたんだ。



「ここから吊り橋までかなり距離ありますよ、車があれば早いですが…」

「車ならあるぞい」



月影の言葉にそらじいさんが答える。



「荷物運びのために軽トラがあるんじゃ」



軽トラ!!!



「あ~軽トラなら任せてよ、僕の実家農家だから軽トラの運転ならばっちり…」

「え…アキラくん、レベル1だから危ないよ」

「………」



まあやさんまで……!!(泣)



「そうですよ、ここはお師匠様に…」

「ああ、ワシは運転できないんじゃ」

「えっ…」

「違反しまくって免停中での」

「……」



僕はニヤリとほくそ笑んだ。



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