テキストサイズ

ドラクエらんど

第11章 フ・ク・ザ・ツ

「だから僕が運転……」

「軽トラくらい、俺でも運転できる」

「Σ( ̄皿 ̄;;!!」



れんじは僕を見てニヤリと笑った。



くっ……

クソれんじがぁぁぁぁぁぁ!!!



「アキラさん…その気持ちだけでも十分嬉しいです。ありがとうございます」



肩を落とす僕にあずにゃん声のアカツキちゃんが優しく声をかけてくれる。



「アカツキちゃん…」



こんなヘタレな僕に優しくしてくれるのはアカツキちゃんだけだ。
同じカタカナ同士、仲良くしような…。
(遠い目)



「ああ、そうだ。軽トラはミッションじゃが大丈夫か?」

「………」



そらじいさんの言葉にれんじは無言になる。



「え、なに? れんじくん、もしかしてオートマ限定なのぉ?」



僕はわざと意地悪に言ったったwww



「それなら俺が運転します。帰りはアカツキさんの友達を荷台に乗せないといけないので、れんじさん、フォローお願いできますか?」

「( ̄□||||!!」



つ、月影……!!



「ああ、そうだな」

『ボクも行くぴょん!』



げっ……兎太郎まで!?



『攻撃魔法があると便利だぴょん、きっと役に立つぴょん!』

「わかった。じゃあ俺と月影とウサ公とアカツキで決まりだな」



こうしてパーティー編成が決まった。



うん、レベル1だもんな…
仕方ない……うん。



僕、全然活躍してないんですけどwwwww



ストーリーメニュー

TOPTOPへ