ドラクエらんど
第11章 フ・ク・ザ・ツ
──10分後。
「ちょっと、アキラくん!! ちゃんと戦ってよね!!」
「ギッ……ギブギブ!!」
腕が……あがんねぇwwwwwwwwww
「どんだけ非力なのよ!」
「いや、僕ペンより重い物持ったことないっていうかw」
「実家は農家って、さっき言ってなかった!?」
僕は銅の剣を杖のようにして、軽く体重を乗せた。
「ふぅ……だってこれ全然斬れないし」
「その剣は刃先が研がれてないからの、斬るというより叩いて攻撃するんじゃ」
レベル99のそらじいさんが僕らの背後からアドバイスする。
そらじいさんはなぜか後ろから僕らのバトルを眺めているだけだった。
ゲームでは強いキャラが戦えば、なにもしなくても弱いキャラのレベルもあがる。
それを狙ってたのに……
そらじいさんはそれを見抜いてたのか一切手出しをしなかった。
「よしっ!!」
僕は銅の剣を両手で持ち、スライムに向かって走った。
なぜかさっきからスライムしか現れないこの状況、レベル1の僕らにとってはチャンスだった。
スライムがピョンピョン弾みながらこっちに向かってくる。
僕は剣を持ちかえ、思いきりスイングした。
「いっ……けぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
スライムはポーンッと弾き飛ばされる。
「お、ホームラン?」
森の中に飛んでったスライムを見届けた後…
「いったぁぁぁぁぁい!!」
「ちょっと、アキラくん!! ちゃんと戦ってよね!!」
「ギッ……ギブギブ!!」
腕が……あがんねぇwwwwwwwwww
「どんだけ非力なのよ!」
「いや、僕ペンより重い物持ったことないっていうかw」
「実家は農家って、さっき言ってなかった!?」
僕は銅の剣を杖のようにして、軽く体重を乗せた。
「ふぅ……だってこれ全然斬れないし」
「その剣は刃先が研がれてないからの、斬るというより叩いて攻撃するんじゃ」
レベル99のそらじいさんが僕らの背後からアドバイスする。
そらじいさんはなぜか後ろから僕らのバトルを眺めているだけだった。
ゲームでは強いキャラが戦えば、なにもしなくても弱いキャラのレベルもあがる。
それを狙ってたのに……
そらじいさんはそれを見抜いてたのか一切手出しをしなかった。
「よしっ!!」
僕は銅の剣を両手で持ち、スライムに向かって走った。
なぜかさっきからスライムしか現れないこの状況、レベル1の僕らにとってはチャンスだった。
スライムがピョンピョン弾みながらこっちに向かってくる。
僕は剣を持ちかえ、思いきりスイングした。
「いっ……けぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
スライムはポーンッと弾き飛ばされる。
「お、ホームラン?」
森の中に飛んでったスライムを見届けた後…
「いったぁぁぁぁぁい!!」