テキストサイズ

秘密の兄妹

第3章 お兄ちゃんが分からない


私は息を整えながら下を俯いた。



…私には嫌だなんて言える権利はない……私はお兄ちゃんのオモチャだから……



「…でも、さすがにここじゃヤりにくいな…ソファーとテーブルが邪魔。」



お兄ちゃんは私の手を引いて私の身体を立たせる。



「紫織…こっち…」



お兄ちゃんはリビングのフローリングの床に私を押し倒すと、私の身体を組み敷いた。



「……ここ、リビング……だよ…」



「うん…、今すぐヤりたいからここでする。」



「この家には俺と紫織の2人しかいない。別に親に見られるわけじゃないし問題ない。」



……するときの…雰囲気とか、一切考えてもくれないだ…



でも、



「…お兄ちゃん、せめてカーテンだけは閉めて…お願いっ……」



お兄ちゃんは窓の外を見る。



「……別に見られてもいいじゃん。この角度からなら紫織の顔は見えないし…」



妖艶な顔で笑うお兄ちゃん。



「まさか近所の人も、兄貴と妹がしてるなんて思わないぜ。俺は近所の奴らに女とそういう行為してるところ見られても全然平気だしな…」



「まあ、でも避妊はしてやるから安心しろ。」



お兄ちゃんはズボンのポケットから薄い小さな四角い袋を取り出す。



「…紫織といつしたくなってもいいように、コンドーム常に持ち歩いてるから。」



…もうお兄ちゃんは私とすることしか考えてない……



さっき2人でスーパーに行った時のお兄ちゃんとはまるで別人……



「早く始めようぜ。俺のこと楽しませろ。」





ストーリーメニュー

TOPTOPへ