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お味噌スープ

第15章 ホストクラブ

なんにもした覚えがないのにいきなり戦力外通告


さすがに納得出来ないので反感した


前田「ちょ、ちょっと待ってください!全然だめだと言う理由をお願いします」


仲川「特にねぇよ!」


前田「えぇぇ!」


仲川「お前小木曽がホスクラ経営してるの知ってるよな?」


前田「はい」


仲川「系列店をオープンさせるみたいなんだわ!」


前田「それで?」


仲川「明日オープンなのに、オープニングスタッフが全然集まらなかったみたいなんだよ」


前田「はい」


仲川「だからお前ら3人明日から小木曽の店で暫くホストやれ」


前田「ちょwwぶはっwwホストですか?」


仲川「何がおもしれぇんだよ?」


前田「すみません。てか何で俺なんですか?柳原は誰もが認めるイケメンだし、市川はカワイイキャラだから人に好かれるタイプだし良いと思いますが、何故不細工でモテない俺なんですか?だったら高柳の方がカッコいいし、いいと思います!」


仲川「バカかてめぇは?高柳はまだ新入りだろうが!高柳はまだちゃんと仕事覚えてないだろ?てめぇら3人は戻ってきても馴れてるんだから仕事すぐ出来るだろうが。」


前田「申し訳ないですけど自分はお断りします!クビならクビで結構です!」


仲川「前田!てめぇにはがっかりしたよ!若い時にてめぇには義理と人情叩き込んでやったつもりだったんだけどよ!お前は小木曽に金融で世話になったんじゃないのか?小木曽が困ってる時は知らんぷりか?小木曽の顔に泥塗ってもてめぇは平気なのか??」


前田「うっ!!」


俺は何を自分かってな事いってしまったんだろう。。。


完全に口だけ野郎になっていた


恩を仇で返すところだった


前田「仲川さん先程の言葉無かったことにしてください!小木曽さん精一杯がんばります!使ってください」


仲川「やっぱり俺、お前好きだわww」


そう言いながら笑ってくれた

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