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second girl【完】

第8章 願い

隆史のこと…





さっきの五郎のこと…





そのモヤモヤした気持ちが、私にどんどんお酒を進める。







今日は飲んでやる。
もうどうでもいいやぁ~
元々はその場を楽しむタイプだったし、あんなことで、今さら動揺するタイプでもない。


相手が五郎だったから、動揺しただけ…


そうだ!
きっとそうだ!







「すいません!生!」


「じゃあ~俺も!」




隣りにいた菊池君も、私と同じものを注文した。







「晶、目がすわってきてる」


菊池君がそう言いなから、私の頭をよしよしとしてきた。




頭撫でられるのって、気持ちいいんだよね~




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