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だけどさ、こうでもしないと隆史の瞳には私が映ることなんてあり得ないよね。




「良いよ」



私は隆史に向き合うように座り直した。



「名前は？」


「晶」


「晶？ 男みたいな名前だな」と隆史は薄く笑う。



そして「確かめてやるよ」とゆっくりと唇を重ねて来た。