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second girl【完】

第2章 急接近

軽く吸い付くキスが、角度を変えながら深いキスに変わって行く。






「…っ…んっ……」






思わず漏れた私の声に、隆史の舌が激しくなり、私の舌に絡みつく。







酸素を失った私は、時折り離れる隆史の唇と、私の唇の隙間から酸素を取り入れながら

また隆史とのキスに酔いしれる。








隆史の手が私の背中に回り、私はそのままソファーに倒された。













「……晶」










潤んだ瞳に見つめられ、不意に呼ばれた私の名前。











こんな状況で名前呼ぶなんてずるい。





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