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second girl【完】

第3章 彼女登場

在庫整理のおかげで、私は隆史を忘れるどころか、余計に恋しくなってしまった。







店長が悪い!
なんて思いながらも、やっぱり会いたい。




会いたいけど……



普通に友達とかだったら、いくら下心があったとしても、飲みに誘ったりは出来る。




でも隆史と私は友達じゃない。




友達の弟……




だから会う理由がない。







ハァ~


「参りましたな……」



誰に言ったわけじゃない、ただの独り言。




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