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second girl【完】

第3章 彼女登場

店内は……







カップルばかり。


そっかぁ……
今日は日曜だった。
サービス業だと土日が休みじゃないから、曜日の感覚が無くなってしまう。


一種の職業病?


いや、私の自覚が足りないんだな。





「いらっしゃいませ~」



営業スマイルと、ワントーン声を高くして、店内に入って来たお客さんに声をかけた。






お昼の時間帯になり、お客さんも引けてきた。


そろそろ私も昼休みの時間。

今日は何を食べよう~

なんて、頭の中はすでにランチのこと。





平和に今日も終わるはずだった。









「これ可愛い!ねぇ~隆史!」







その姿を見るまでは……




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