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second girl【完】

第5章 2番目

隆史が一人でテレビを見たり、
私が一人で本を読んだり、



一緒の空間にはいるけど、別々のことをしている。

でもそれは、全然寂しくない。

むしろ心地いい…

誰かがいると言う安心感。





でもそれは長くは続かない。

だって隆史には彼女がいるから……







「あぁ…今は晶のとこ………分かった」







きっと今のは彼女。

隆史は彼女にも私にも嘘は付かない。

それが隆史のケジメなんだろうか…

自分の彼氏が違う女の所にいるって聞いて、彼女は嫌な気分にならないのだろうか…







「…明日彼女と会うから…」



「……分かった」








…だから明日は来れない。ってことだよね…




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