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誘惑のサンタクロース

第1章 ☆




お兄さんが探してくれていた?




「でもなんか今日は星が綺麗だったから

 いるんじゃないかなって思って

 お土産持ってきてよかった」




コーヒーの缶を少し上げながら

そんなことを言ってきた。




別に星が綺麗だったから

ここに来たわけじゃない。




でもそんなこと思ってくれて

すごく嬉しかった。




まだ二回しか逢ってないし

会話も全然してなかったけど、

その綺麗な顔のせいかな?




お兄さんに逢いたいと思っていたから

すごく、すごく、嬉しかった。




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