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誘惑のサンタクロース

第5章 その後☆




星弥くんは一層強く

わたしを抱きしめると




「あの流れ星の夜、覚えてる?

 あの日みたいに

 俺が魔法をかけてあげる。

 だから明日、紅里も少し

 勇気を出してみよう?」



「ほんとに?

 わたしにできるかな・・・」




やらなきゃ何も始まらない。


わたしが言えば

どうにかなるかな。




パパとママは

昔みたいじゃなくてもいい、


あんな喧嘩なんてしないで

家族で一緒にごはんを食べたりしたい。




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