らいち♀はホモになりたい
第3章 花岡すみれ
扉まで距離があり、たどり着く前に男は立ち上がりこちらへきていたのだろう。
がっしりと彼の右手はらいちの左手首をつかんでいた。
『逃げる気かよ』
「…っ」
らいちはより怖くなり手を振り払って扉のある壁へと走った。
が、強引に男はらいちの肩を引き、体を向かいあわせにさせるとそのまま壁におしつけて両手でらいちを挟むように壁に手をついた。
『おい、何で逃げんだぁ?一年坊主!』
らいちの目の前には男の顔があるのだが、垂れ目に大きな口と、前髪で隠れていたのはこの綺麗な顔であったのだ。
思わずらいちは恥ずかしくなり、うつむく
「すいませ…」
『あれ、おまえ何でそんなに顔赤いんだ?』
そう言いながら片手でらいちの頬を持ちしゃがみながららいちの顔をのぞき込む。
「…っ!」
がっしりと彼の右手はらいちの左手首をつかんでいた。
『逃げる気かよ』
「…っ」
らいちはより怖くなり手を振り払って扉のある壁へと走った。
が、強引に男はらいちの肩を引き、体を向かいあわせにさせるとそのまま壁におしつけて両手でらいちを挟むように壁に手をついた。
『おい、何で逃げんだぁ?一年坊主!』
らいちの目の前には男の顔があるのだが、垂れ目に大きな口と、前髪で隠れていたのはこの綺麗な顔であったのだ。
思わずらいちは恥ずかしくなり、うつむく
「すいませ…」
『あれ、おまえ何でそんなに顔赤いんだ?』
そう言いながら片手でらいちの頬を持ちしゃがみながららいちの顔をのぞき込む。
「…っ!」