隣にいるのがあたりまえ
第2章 過剰なスキンシップ
「うわっ、めっちゃドキドキしてる・・・・・ほら!」
俺の手を強引に自分の心臓に引き寄せて、それだけでも相葉さんに負けないくらい、俺の心臓もドクドクと早く動き出した。
「・・・っ!・・・・・ホントですね」
触れられてる所がだんだんと熱を持つ。
「今の顔載ったらやだなぁー、でも庄司さんめっちゃ悪い顔してますよ!」
相葉さんが庄司さんと話してる間にも、俺の手は男らしい相葉さんの手に掴まれているまま。
ゴツゴツしているのに優しさがあるあったかい手。
全部、俺とは違う
もう少し、もうちょっとだけ、このまま。