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隣にいるのがあたりまえ

第2章 過剰なスキンシップ




「・・・・・ニノ?」



なにも言わない俺を不思議に思ったのか、目の前で手をぶんぶん振って顔をのぞき込んできた。


「・・・・・あぁ、聞いてますよ」


庄司さんもいるのに何考えてんだよ俺は



少し名残惜しいけど、自分から手を離した。

自分の行動をごまかすように、

「ほら、何するんだったけ?」

と声をかけた。



「・・・・・あ、そうだベッドでゴロゴロするんだった」


そう言って無邪気な顔で俺に微笑んだ。




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