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隣にいるのがあたりまえ

第1章 日常

和sid

「まったくもう…風邪ひくでしょ」

隣で掛け布団をはいで寝ているまーくんに、掛け直してあげて起こさないようにそっとベッドから出た。

寝室から出ると見慣れたまーくんの部屋。もう何処に何がしまってあるなんて言われなくても分かる。それぐらい通い慣れたんだ。

いつも通りコーヒーを入れて、当たり前のようにテレビをつけてまーくんが起きてくるのを待つ。

それが俺の日常。

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