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隣にいるのがあたりまえ

第2章 過剰なスキンシップ

「今日は和と一緒の仕事だから一緒に出よ?」

「うん」

「マネージャーさんに言わなくて大丈夫?」

「うん、さっき相葉さんの車で一緒に行くからって電話した」

「そっかぁ、なんか・・・いいね、こーゆーの」

俺を見て言っているはずなのに、まーくんの目はどこか遠くを見ているようで不安を覚えた。

「まーくん?」

「あ、和の服はクローゼットに掛かってるからね」

でもそれは一瞬で、すぐにいつものまーくんに戻っていた。

寝室にむかいクローゼットを開けると、家で探しても見つからなかった服がハンガーに掛かっていた。

「俺置いてったっけ?」

「この間来た時泊まって、俺の服着て仕事行ったんじゃん」

「・・・っ、そーだっけ?」

独り言だったのに声がして、振り返るとまーくんがそこに立っていたから声が出そうになっちゃったじゃんか


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