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君にクローバーの花束を

第6章 いつつ

「……アコギ?」


拓哉の言葉に、卓也の顔が明るくなった。


「ほらやっぱり幽霊じゃなかったんだ!」

「いや……卓也くんが指をさしている場所には誰もいない。でもアコギの音は聴こえる」

「!!」




「……ここにいたんだな」


ショックを受ける卓也のそばに、祐司とつばきが現れた。


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