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君にクローバーの花束を

第10章 エピローグ

「はは、卓也がボディーガードに?
彼は歌うことが仕事ですから」

「ロックバンドのボーカリストですもんね!
すごく素敵な声でした。今日のライブ見に行ってみたいなぁ」

「おい、つばき…」

「大丈夫! 社長なら許してくれるって♪」

「ちょうど良かった、チケット2枚余ってたんですよ、ぜひ」


拓哉はつばきにチケットを手渡した。


「ありがとうございます♪」


喜ぶつばきの隣で、祐司は苦笑する。


「デート、楽しんでくださいね。
メリークリスマス」


拓哉たちはその場で別れた。


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