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君にクローバーの花束を

第2章 ひとつ

「相変わらず協調性0だな」

「たまには他のバンド見て、MCの練習でもしたらどうだ?」

「くっ……うっせぇよ!」


また始まった、と龍は苦笑する。
卓也と蒼士は犬猿の仲だった。


セッティングを済ませると、順番にリハーサルをした。
本番まで時間があるため、龍と卓也はファミレスで過ごすことにした。






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