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アタシとアイツ【短編集】

第2章 公園のトイレ(懲樗様リクエスト)



「ほ、本当にここでするの?」


アタシは辺りをきょろきょろ見渡す


「嫌ならしないけど?」


うっ


そう言えば何も言えなくなるのを知ってワザとそう言う


「そんなこと言って、こーふんしてるくせに」


私は顔を赤らめた


「だって、ここは…」



だってここ、住宅街にある公園のトイレだよ


そう言いたいけど


「お前に拒否権ないから」



そう言って壁に抑えつけられ



甘くて激しいキスをされたら


アタシはもう、逆らえない


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