アタシとアイツ【短編集】
第4章 野外でエッチ *リクエスト
「無理すんなよ。
本当は期待してんだろ?」
はぃ!?何言ってんのコイツ!!
私は驚きのあまり口には出せずに心の中でそう呟く。
期待なんて…
「期待なんてしてない。
そう言いたいんだろ。
じゃあ…」
そう言って再び両手を拘束される。
「ひゃあ!!」
「どうしてこんなに濡れてんだよ?」
レンは楽しそうに微笑みながら、割れ目をパンツの上からなぞる。
私は唇を噛みしめた。
「モエ、もっと感じてよ。」
耳元で吐息交じりに囁かれた瞬間、胸元が緩くなった。
「ちょ、レン!!…あぁ」
服の上から優しく胸を揉まれ、乳首を攻められる。
「あぁ、ダメェ、レンっ!!」
徐々に溶ける思考の中で私の理性が必死に戦う。
「わりぃ、モエ。
俺もう我慢できない。」
そう言ったレンの表情は切なげで、必死そうだった。