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only one【完】

第8章 悪戯

「おい!晶!晶!」



高木さんの声で目が覚めると、気持ち悪いほどびっしょりと汗をかいていた。



「大丈夫か?」



高木さんが心配そうに私を見つめて、額の汗を拭ってくれた。









「…大丈夫です」









今は高木さんの瞳を見つめ返すことが出来ない。



それでも高木さんは心配してくれて「シャワー浴びて来い」と私をベッドから起き上がらせると、私の手を引いてお風呂場へと連れて行く。



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