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only one【完】

第9章 逃げ道

ベッドへ行こうと高木さんが言ってくれたけど、
今この状況で一分一秒でも離れたくない。








「このままでいい」








そう言った私に、少し驚いた顔をしてから「参ったな」と嬉しそうに高木さんが笑った。




そして丁寧に私の着ているものを脱がし、私の肌が高木さんの前に露わになる。









「いいのか」








こんな状況でも、高木さんは躊躇していた。



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