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only one【完】

第9章 逃げ道

ふぅ~
と一息ついてからゆっくり私を見つめた。




暗闇に慣れた瞳で、高木さんの顔もはっきり見える。



だけど、その顔からは窺うことが出来ない気持ち……―











「俺は晶が好きだ…だから抱いた」











真っ直ぐの瞳で……―









真っ直ぐの気持ちを……―









私に向けて来た……―




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