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only one【完】

第7章 温もり

始めて入る高木さんの寝室。



背の低い家具に、テーブル、薄型テレビに、窓際には大きなベッド。



黒で統一されている寝室は、無駄がないと言うか、さっぱりしていて、高木さんみたい。








部屋をキョロキョロと見てしまっていた私を、ベッドの端に高木さんが座り、真っ直ぐ見ているのが分かる。








「こっち来い」









いつも以上に色気を放つ高木さん。
その誘いを断ることなんて出来ない。




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