補習の常連さん
第3章 鍵の忘れ物
「ジジ――っ、はい――」
あ、この声は多分見目先生だ。
出たのが見目先生でよかったと心の底で感謝した。
あまり親しみのない先生だったらどうしようかと思ってたよ。
「あ、あの、俊助なんですけど」
「俊助?どうした?」
「鍵無くて家入れなくて何処にいったか分からなくてもしかしたら学校に忘れたか落としたか…」
「……ちょっと待ってろ――ブチっ」
ふは、変な日本語になった
取り合えず
来たらまず謝らなきゃ
俺は教員玄関の前をうろうろ。
足が止まらないんだよ
そうこうしてる間に
ガラス窓の奥から光が灯り
奥の方から見目先生の姿が見えた。
うわぁ…。
顔が見れない上に言葉を詰まらせてしまう俊助
あ、この声は多分見目先生だ。
出たのが見目先生でよかったと心の底で感謝した。
あまり親しみのない先生だったらどうしようかと思ってたよ。
「あ、あの、俊助なんですけど」
「俊助?どうした?」
「鍵無くて家入れなくて何処にいったか分からなくてもしかしたら学校に忘れたか落としたか…」
「……ちょっと待ってろ――ブチっ」
ふは、変な日本語になった
取り合えず
来たらまず謝らなきゃ
俺は教員玄関の前をうろうろ。
足が止まらないんだよ
そうこうしてる間に
ガラス窓の奥から光が灯り
奥の方から見目先生の姿が見えた。
うわぁ…。
顔が見れない上に言葉を詰まらせてしまう俊助