テキストサイズ

補習の常連さん

第4章 御泊まり

職員室の中へと連れられた。
時刻は夜中の7時を回っている中
静かではあるけどまだ働いている先生方がいた

先生てこんな遅くでも残ってるんだ

「そこ座れ」

はいと言って渡された椅子に腰をかける。
見目先生は俺と向かい合わせになるようにして椅子を持ってきて腰をかけた

そして俺をジーと見る。
.......
............
.................

「…え?」

「え、じゃなくて。説明は?」

あれだよね。
俺思ったんだけど…
見目先生も言葉数が少ないよね

俺は慣れれば一杯話すけど
実際毎日話したり顔を合わせたりしていないとなれるにも慣れないよ。人にもよるし…

話すタイミングが自分じゃ分からなかったりする。
だからそれが原因なのか気が付いたら聞いてくれるのを待つ癖が出来てしまっていた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ