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補習の常連さん

第4章 御泊まり

「俊助。どっちでもじゃ困る。
入りたいか入りたくないかで答えて?」

え、入りたい!!!!

「入れるの?」

俊助は目をキラキラと輝かせながら聞き返した。

「銭湯でも行く?」

え、行きたい!!!!

「行きます?」

そう問い返すと見目先生は腹を抱えて笑い出した。

「え?」

「俺が、お前。に、聞いてるんだけど」

「うん」

「うん・・・ぶはっ」

訳も分からず笑われる。
そんな見目先生につられ俺も笑ってしまう。
なにこれ、凄い楽しいかも。

と思った瞬間だった。





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