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補習の常連さん

第5章 銭湯は俺と見目先生とそれから...


俺と見目先生は学校を出ると駐車場へと向かった。
温泉は車で片道20分くらいで着くらしい。

「乗っていいよ」

先生は後ろのドアを開けてくれた。

「失礼しまーす」

う、なんか緊張する。
先生の車に乗るとか新鮮かも。

「俺の車に乗せた生徒、俊介が初めてだわ」

「あ、そうなんですか。俺なんかが乗って壊れたらどうしよ...」

そう言うと、そんなんで直ぐ壊れないよと笑った。

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