
言葉で聞かせて
第1章 姉から突然の呼び出し
すると博秋さんが困ったように笑った
「ごめんね。ほら、千秋。ご挨拶して」
博秋さんの言葉に恐る恐る姿を現したそいつは改めて見てもやっぱり美少年だ
顔に見合ったさぞ美しい声で挨拶されるのを待っていると、そいつはぺこりと頭を下げたきりまた博秋さんの後ろに隠れてしまった
なんだこいつ?
態度悪くねぇか
これから世話になるっつーのに
最近のガキはこれだから
と考えていると、博秋さんがまた困ったように笑う
「本当にごめんね。千秋はなんと言うか、対人恐怖症のような感じで……人と話せないんだ」
そしてその千秋とやらに掛けられた次の言葉に俺達は驚いた
「もう25になるんだから、しっかりしてほしいんだけどね」
「「!?」」
25歳!?
まじかよ
こいつ俺らより2歳も年上じゃねぇか!!!
容姿の幼さとその行動から高校生ぐらいだろうと予想していた俺達は揃って目を見合わせた
ーー……いくつに見えた?
ーー千秋さんには悪いけど、10代にしか見えなかった……
ーーだよな……俺も
「そんなところで四人して突っ立ってないで、こっちに来て座ったら?」
「あぁ、気づかなくてごめんね。詳しい話は座ってしよう」
「ごめんね。ほら、千秋。ご挨拶して」
博秋さんの言葉に恐る恐る姿を現したそいつは改めて見てもやっぱり美少年だ
顔に見合ったさぞ美しい声で挨拶されるのを待っていると、そいつはぺこりと頭を下げたきりまた博秋さんの後ろに隠れてしまった
なんだこいつ?
態度悪くねぇか
これから世話になるっつーのに
最近のガキはこれだから
と考えていると、博秋さんがまた困ったように笑う
「本当にごめんね。千秋はなんと言うか、対人恐怖症のような感じで……人と話せないんだ」
そしてその千秋とやらに掛けられた次の言葉に俺達は驚いた
「もう25になるんだから、しっかりしてほしいんだけどね」
「「!?」」
25歳!?
まじかよ
こいつ俺らより2歳も年上じゃねぇか!!!
容姿の幼さとその行動から高校生ぐらいだろうと予想していた俺達は揃って目を見合わせた
ーー……いくつに見えた?
ーー千秋さんには悪いけど、10代にしか見えなかった……
ーーだよな……俺も
「そんなところで四人して突っ立ってないで、こっちに来て座ったら?」
「あぁ、気づかなくてごめんね。詳しい話は座ってしよう」
