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ねえ、大好きなんだけど。

第7章 七夕の日




キス、上手い、、、。


あたしたち、つながってる…。



「はあんっ、、」

「ふりますよ」


またベットがきしむ。


「っ、そろそろっ」

「はいっ」


「んああっ」
「んっくッ」

「はあはあ…はあ」
「中に出してしまいました…っ、、」


「大丈夫よっ…」


「んう」

キスしあう。


と、

――――ピピッピピッ


時計が12時を刻んだ。



唇を離すと

「お誕生日おめでとう。瞳」


目の前の慶祐が言う。


「ありがとう。慶祐。
でも、あなたもお誕生日おめでとう」



そう。
同じ日に生まれた。
年は違うけど同じ七夕の日に。


「あたし…慶祐のこと好きなのかも」

「俺もです」

「あたしたちもっと違う境遇で
出会ってたら繋がってたかな」


「そうかもですね」

「それにしても…しちゃったね。」


「貴方がいけない」


「あたし!?」


「ええ。抱いてなんていうから」

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