浮遊空母~ぼくの冷たい翼~
第22章 〜休暇〜
(7)
熱もおさまり容態が安定したということでナオトは入院から通院に切り替わった
軍の医療機関では無いため軍属のコーディネーターが全て処理をしてくれたので退院はスムーズだ
マリコのほうはまだ入院継続とのことで、先に退院していたシンシアとアンジェラが迎えに来てくれていた
「新しい住処は病院のすぐ近くにしたからさ」
アンジェラは楽しそうに言った
Tシャツの袖を肩までまくりあげたアンジェラ
ショートパンツからもなまめかしい脚をさらけだしている
こないだのヴァカンスのせいか、以前よりしっかり小麦色の肌になっている
大柄なアメリカンヤンキーなアンジェラは健康的な色気を放っていた
シンシアはとにかく日焼けを気にしてか、麦わら帽子に黄色いワンピース
大きなサングラスに日傘をして、どこか旅行中のお嬢さんという雰囲気だ
「歩きながら話そう、本当に近いんだよ」
シンシアに促されて3人は大きな道路を渡って、少し歩く
病院と同じくセントラルエリアの大きな幹線道を越えると巨大なマンション、コンドミニアムが見える
2つの塔をつないだデザイナーズマンションのようだ
中に入ると建物にはスーパーマーケットにスポーツジム、ショッピングモール、フードコート、オフィスまで兼ね備えている
そしてなんといっても特筆すぺきは中に巨大な敷地の庭園があること
大都会のビルの中に緑がたくさんあり、人工の滝まで備わっている
シンシアの好みなのかと思ったが、聞くとアンジェラのツテで借りられたらしい
「もしかして……、めちゃくちゃ高いんじゃないんですか、ココ」
熱もおさまり容態が安定したということでナオトは入院から通院に切り替わった
軍の医療機関では無いため軍属のコーディネーターが全て処理をしてくれたので退院はスムーズだ
マリコのほうはまだ入院継続とのことで、先に退院していたシンシアとアンジェラが迎えに来てくれていた
「新しい住処は病院のすぐ近くにしたからさ」
アンジェラは楽しそうに言った
Tシャツの袖を肩までまくりあげたアンジェラ
ショートパンツからもなまめかしい脚をさらけだしている
こないだのヴァカンスのせいか、以前よりしっかり小麦色の肌になっている
大柄なアメリカンヤンキーなアンジェラは健康的な色気を放っていた
シンシアはとにかく日焼けを気にしてか、麦わら帽子に黄色いワンピース
大きなサングラスに日傘をして、どこか旅行中のお嬢さんという雰囲気だ
「歩きながら話そう、本当に近いんだよ」
シンシアに促されて3人は大きな道路を渡って、少し歩く
病院と同じくセントラルエリアの大きな幹線道を越えると巨大なマンション、コンドミニアムが見える
2つの塔をつないだデザイナーズマンションのようだ
中に入ると建物にはスーパーマーケットにスポーツジム、ショッピングモール、フードコート、オフィスまで兼ね備えている
そしてなんといっても特筆すぺきは中に巨大な敷地の庭園があること
大都会のビルの中に緑がたくさんあり、人工の滝まで備わっている
シンシアの好みなのかと思ったが、聞くとアンジェラのツテで借りられたらしい
「もしかして……、めちゃくちゃ高いんじゃないんですか、ココ」