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浮遊空母~ぼくの冷たい翼~

第28章 インド編②プラガーシュ 〜最初の灯り〜

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アニーカ・カリードの言う〈プロト・サイコ・フレーム〉


杖の光りはバリアーのような状態となり、外部からの攻撃を遮断している


光りの器


内部のフリーゲンは光りに護られているかのようだ


〈ファトワー〉たちはフリーゲンにとどめをさせられない!



そのあいだ、上空に浮いたままの〈プラガーシュ〉は攻撃態勢を取り始めた


腕に仕込まれた電極が溜め込んでいたエネルギーを一斉放射する!




バリバリバリッッッ!!!




あたり一帯に放電!


数十機の〈ファトワー〉が一瞬にして炎をあげた!



「…す、すげぇ」


ヴァイカートは凄まじいエネルギーを使用する〈プラガーシュ〉の防御と攻撃に衝撃を受けていた!





後方で待機していたラルフとハンズイも、何も出来ずにただ見守っていただけだった…


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