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浮遊空母~ぼくの冷たい翼~

第31章 インド編⑤終幕

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浮遊空母〈キュール・シュランク〉の統括艦長ハンセンはシンガポールにて休職療養中のシンシアとナオトにも連絡をとり、適性検査を促す


シンシアはともかく、ナオトの回復はそこまで進んでおらず、病院からのドクターストップがかかってしまった


日常生活はともかく過酷な航空機のパイロットとしては今後も断念せざるを得ないようだ


ナオトはハンセン艦長との何度かのオンラインミーティングを行い、熟考の結果


連邦空軍〈アクセプト〉の所属から正式に除隊することになった


あわせてシンシアも本人からの強い要望があり除隊することになったのだった



数ヶ月間アンジェラ、マリコとのコンドミニアムでの4人生活のあとアンジェラとマリコは母艦〈キュール・シュランク〉に戻りパイロットとして復帰


軍を離れることになったナオトとシンシアはシンガポールを離れ、

ふたりは結婚した



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